玉城ティナ、世界中に顔が拡散されるインフルエンサーに 「#ミトヤマネ」公開決定

玉城ティナ主演、宮崎大祐監督の映画「#ミトヤマネ」が、2023年初秋に劇場公開されることが決まった。

「#ミトヤマネ」は、SNS社会の光と影を独自のタッチで描いた作品。カリスマインフルエンサーの山根ミトと、ミトを陰で支える妹のミホ。ある日所属事務所から、誰でもミトの顔になれるフィルター「ディープフェイクアプリ」とのコラボ案件を持ちかけられる。アプリは大人気となり、世界中の至る所にミトの顔が拡散された。一方、ミトの顔を悪用する者も次々と現れる。そんな状況すら自分の人気につながると喜ぶミト。かたやミホはそんな状況を危惧していた。

インフルエンサーとしての人気を得るために転落していく主人公を演じた玉城は、「ミトヤマネは透明なのにけばけばしくて無関心なのに執着にまみれていて、私がいつも日々演じている女の子の中のひとりでした。彼女の日々を演じる事になんの違和感もなく、名前も肩書きも、セリフも、書いてあるままに、できるだけ監督の意向に沿えるようにしました。彼女の考えてる事を何ひとつ理解できなくても演じられるであろう自分も少しこわいですが、ぜひ劇場で観ていただけると嬉しいです」とコメント。また宮崎監督は、「たった78分で自分の中のなにかが決定的に変わってしまう、そんな映画体験をお約束いたします」と自信をのぞかせている。

公開された特報は、実際に山根ミトのSNSをのぞき見しているかのような縦型の動画となっている。さまざまな衣装を身にまとったスタイリッシュなミトが代わるがわる映し出される映像など、ミトのカリスマインフルエンサーぶりが描き出されている。同時に、イベント会場で観客が全員ミトのお面を付けて踊っている映像など、日常にミトがあふれ出す不気味な様子も見られる。

あわせて公開された4種のティザービジュアルは、「ディープフェイクアプリ」によって日本中の至る所にミトの顔があふれ出すという本作の設定にちなんで、人気カメラアプリである「SNOW(スノー)」のAIアバター機能を使い、主人公のミトをクリエイト。リアルでも虚構でもあると言えるミトヤマネの世界観を表現したビジュアルになっている。

【作品情報】
#ミトヤマネ
2023年初秋公開
配給:エレファントハウス
©︎2023「#ミトヤマネ」製作委員会

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