宮城野親方が茨城・境町を視察 特産品アピール 「相撲で事業展開を」

アーバンスポーツパークを視察した宮城野親方(中央)=境町上小橋

大相撲の宮城野親方(元横綱白鵬)が12日、茨城県境町を訪れ、町内を走る自動運転バスを体験し、橋本正裕町長の案内で人工サーフィン場やアーバンスポーツパークなどを視察した。

宮城野親方と橋本町長は2018年7月の名古屋場所で初めて出会い、意気投合。翌年1月の幕内1000勝記念祝賀会に出席したほか、今年1月の引退相撲では、断髪式で親方のまげにはさみを入れた。

今回の表敬訪問は同親方からの申し出で実現。町役場で懇談した宮城野親方は「相撲を通じて、橋本町長と境町でさまざまな事業を展開していきたい」と述べ、町の特産品などを部屋の力士らで積極的に消費し、交流サイト(SNS)などでPRすることを約束した。

橋本町長は「宮城野親方といろいろ仕掛けていきたい。町としても協力や支援をしていきたい」と語った。

© 株式会社茨城新聞社