吉本興業の大崎会長が退任 大阪・関西万博関連の会議座長に

大崎洋氏

 吉本興業ホールディングスは17日、大崎洋会長(69)が退任したと発表した。4月の役員会で既に承認され、6月29日の株主総会で取締役からも退く。後任は未定。2025年大阪・関西万博に向け、日本国際博覧会協会が新設する「大阪・関西万博催事検討会議」の共同座長に就任するという。

 大崎氏は1978年に吉本興業に入社。お笑いコンビ「ダウンタウン」のマネジャーを務めたほか、86年に「心斎橋筋2丁目劇場」を立ち上げ、多くの人気タレントを輩出した。19年に会長に就任後、「闇営業」問題の対応などに当たった。

 大阪・関西万博催事検討会議のもう一人の共同座長は華道家元・池坊の池坊専好次期家元。

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