試合で胸に打球、野球部員死亡 福岡・太宰府高

服部誠太郎・福岡県知事

 福岡県立太宰府高(太宰府市)野球部の男子部員が3日、同県久留米市であった他校との練習試合で、胸に打球を受け死亡していたことが17日、捜査関係者への取材で分かった。学校は死亡事故が起きたことは認めているが、詳しい状況を明らかにしていない。

 服部誠太郎知事は17日の記者会見で「部活中に生徒が亡くなったことは遺憾だ。ご冥福をお祈りする」と述べる一方、遺族の意向として詳細な内容の言及は避けた。県教育委員会の担当者は「スポーツ活動中の安全管理徹底に努める」と話した。

 県高野連は取材に「県教委などと相談し、今後の対応を検討する」と説明した。

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