東京地下鉄駅で不審物騒ぎ 液体入り瓶、毒性なし

 17日午前9時35分ごろ、東京都江東区南砂3丁目の東京メトロ東西線南砂町駅に「オレンジ色っぽい液体がある」と駅員から110番があった。警視庁城東署によると、液体入りの透明な瓶が女子トイレの個室の汚物入れから見つかったが、液体は有機溶剤で毒性はなく、けが人はいなかった。トイレや付近の改札が一時封鎖され、駅員らが対応に追われた。

 瓶はポリ袋に包まれていた。利用客の女性は「近くの改札が使えず、反対側まで歩くことになった」と疲れた様子だった。東京メトロによると、液体は清掃員が発見した。東西線の運行に影響はなかった。

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