岐阜で35度超え、初猛暑日 18日も熱中症に注意

全国で今年初めて猛暑日となった岐阜県揖斐川町。養老鉄道揖斐駅前では飲み物を買い求めたり、日傘を差して迎えの車を待つ人の姿が見られた=17日午後

 日本列島は17日、高気圧に広く覆われ、全国的に気温が上昇した。岐阜県揖斐川町では35.1度を観測し、全国で今年初めて最高気温が35度以上の猛暑日となった。気象庁によると、1993年5月13日に次ぐ、観測史上2番目の早さ。全国914観測点のうち30度以上の真夏日は290地点を超え、各地で今年1番の暑さとなった。

 各地で熱中症とみられる患者の搬送もあった。18日も福島、山形、前橋の各市などで猛暑日が予想され、東日本と北日本で暑さが続く見通し。まだ体が暑さに慣れていない時期のため、気象庁は、こまめに水分を取るなど熱中症対策を呼びかけている。

前橋市内の公園で水遊びする子どもたち=17日午後

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