「どうぶつ奇想天外!」が「一緒にやろう SDGsの日」内で復活! 中尾明慶&杉野遥亮が海を守るプロジェクトに挑む

TBS系の人気動物番組「どうぶつ奇想天外!」が1日限りの復活。同系で5月20日放送の「一緒にやろう SDGsの日」(午後2:00)内で放送される。

「一緒にやろう SDGsの日」は、現在TBS系列で取り組んでいるSDGsの全社プロジェクト「地球を笑顔にするWEEK」(5月14〜20日)の最後を締めくくる大型特番。総合MCをバナナマン(設楽統、日村勇紀)が務め、上白石萌音、杉野遥亮、宇宙飛行士の野口聡一、日比麻音子TBSアナウンサーが大使として番組を盛り上げる。

番組のテーマは「ごみを宝に!」。最も身近な問題のひとつである「ごみ」にフォーカスし、SDGs17の目標の中の目標12「つくる責任、つかう責任」をメインに、TBSの20を超える人気番組がそれぞれ「ごみを宝に!」をテーマにさまざまなSDGs企画を行う。

「どうぶつ奇想天外!」は、1993年10月~2009年3月まで15年半にわたり放送。地球に生きるすべての動物たちの「不思議」「面白さ」「感動」「命の尊さ」を伝え、大きな反響を呼んだ。16~18年にかけては、スペシャル版となる「新どうぶつ奇想天外!」をオンエア。現在は、その貴重な野生動物の映像を使ったYouTubeチャンネル「どうぶつ奇想天外・WakuWaku」が開設されており、600以上のコンテンツを配信。登録者も42万人を超えている。

約5年ぶりの地上波復活となる番組には、レギュラーメンバーだった中尾明慶と、「地球を笑顔にするWEEK」キャンペーン大使の杉野が出演。さらにレギュラー放送当時のスタッフも集結する。今回はSDGs特別版として、日本が抱える環境問題の一つである「磯焼け(海藻が著しく減少・消失し、繁茂しなくなる現象)」から海を守る一大プロジェクトを始動させる。

実は今、神奈川・葉山町では磯焼けによって海の生物が減ってしまっているという。なかでも磯焼けによる被害が最も大きい生物が、海藻に卵を産みつけるアオリイカ。アオリイカがいなくなると、食物連鎖の関係で海全体の生物にも大きな影響が及ぶ。そこで、番組では、葉山町で行われている「アオリイカ復活プロジェクト」に同行。 危険木として伐採しなければならない木々を利用し、アオリイカが安心して産卵できる場所を作る。約1カ月半にわたる一大プロジェクトの結末に注目だ。

© 株式会社東京ニュース通信社