兵庫県は17日午後3時15分、光化学スモッグ注意報を神戸市の垂水と稲美町、加古川市、高砂市に発令した。1時間45分後の午後5時に全て解除された。県内で同注意報が出るのは今年初めてで、昨年7月1日以来約10カ月ぶり。
県によると、光化学スモッグは急激に気温が上がった風が弱い日に発生しやすいという。今回は、工場や自動車の排ガスが紫外線を受けることで発生する「光化学オキシダント」の濃度が基準値に達したため発令した。
目や鼻、喉などに痛みが出た場合は、洗眼やうがいでの対処が必要。県は屋外での運動を控えるように呼びかけている。