福井ご当地「ソースカツ」の“進化版”!? フレンチや中華、和食の有名店…5月19~21日ハピテラスで限定メニュー提供

レゾンスが提供する特別メニュー

 福井のご当地グルメ「ソースカツ」をテーマに、フレンチや中華、和食など7店のシェフが限定メニューを提供するイベント「ソースと、カツと、レストラン。」が5月19~21日、福井市のハピテラスで開かれる。さまざまなテイストのソースとカツ料理が並ぶ3日間を通し、ジャンルを超えた「ネクストソースカツ」を提案する。

 ハピリン7周年記念事業の一環。北陸新幹線の福井県内開業に向け食の力で福井をPRする活動を展開する「ふくめし実行委員会」が、各ジャンルの県内有名店の協力を得て初めて開く。

 出店するのは▽シノワ▽ブラスリーラジット▽ユー・ビストロアン▽ブルーストッキング▽煙や▽スシバーダイシン-など。チリソースやフルーティーソースを使ったものやフレンチの技法を生かしたカツサンドまで、メインメニューで1品1000~1500円程度で提供する。副菜も用意する。

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 フレンチ料理店「レゾンス」(福井市高柳1丁目)は、バルサミコ酢や地場産の黒ニンニクの洋風ソースをかけた特別メニューを提供する。ソースカツのイメージを大切にしつつ、チーズリゾットの上に載せられたトンカツにはチーズソースもかけられ、一皿で味の変化が楽しめる逸品という。

 オーナーシェフの吉川正裕さん(36)は「福井の食材をからめて発信する、レゾンスなりのソースカツになっている」と自信を見せる。シェフの赤江和隆さん(36)は「多ジャンルの料理人が一つのテーマで集まるのは珍しい。それぞれの店の感性を楽しんでほしい」と話していた。

 県内フレンチ店やすし店のシェフがタッグを組んだ特別なソースカツ料理の特別コースの提供もある。専用フォームからの完全予約制で、1人1万4500円(税込み)。すでに満席の回もある。料理に合うお酒を提供するバーコーナーも用意する。

 19日午後6時~同9時半、20日午前11時~午後9時半、21日午前11時~午後2時。入場料200円で、会場で使える200円券がもらえる。酒類の提供を伴うため、午後6時以降未就学児の入場を制限する場合がある。

 問い合わせはふくめし実行委=電話0776-50-3578。

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