京都市や宇治市などに今年初の光化学スモッグ注意報 2020年8月以来

京都府庁

 京都府は17日、今年初となる光化学スモッグ注意報を京都市や宇治市など7市町に発令した。いずれも午後3時10分に発令し、同5時10分に解除した。注意報発令は2020年8月20日以来、約2年9カ月ぶり。発令されたのは、ほかに向日市、長岡京市、大山崎町、城陽市、久御山町。

 府内では南部の12市町18カ所でスモッグの原因となる光化学オキシダント濃度を測定している。濃度が高まれば目の痛みや頭痛といった健康被害を及ぼすため、基準値の0.12ppmを超えれば注意報、0.24ppmを超えれば警報を発令している。この日は、京都市と乙訓地域が0.124ppm、宇治地域が0.122ppmだった。

 

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