理工大暴動で10人に禁固3~5年

2019年の香港理工大学での衝突で213人が逮捕され、これまでに91人が暴動罪で有罪確定、73人に禁固刑が下されたが、このほどさらに10人に禁固刑が下された。5月16日の香港メディアによると、暴動罪などで起訴された男女10人のうち1人は罪を認めたが、罪を否認した9人は審理を経て有罪が確定し、区域法院(地裁)は同日、被告10人に禁固45~58カ月の刑を下した。裁判官は「本件の暴動に参加した人の数は多く、デモ隊の人数は2000人に達し、19年の逃亡犯条例の改正反対デモの中で最大規模の1つとなった」と述べたほか、現場の警官の数は約200人、デモ隊は少なくとも251本の火炎瓶を投げて警察側は一時弾薬が底をついたことをなどを挙げ、衝突は激しいレベルと指摘した。

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