新たに2品目にステロイド 健康茶で注意喚起

国民生活センターの調査でステロイドが検出された健康茶

 国民生活センターは17日、自然食品製造会社「香塾堂」(大阪市北区)が加工する健康茶「ジャムー・ティー・ブラック」と、食品加工会社「澪森」(大阪市中央区)が加工する「森澪混合茶(ジャムーティーブレンド ショウガ+)」に、食品に使用できない医薬品成分のステロイドが含まれていたと発表した。健康への影響が懸念され、センターは「飲用されている方は医療機関を受診するように」と呼びかけている。

 センターは4月、大阪の会社「香塾」が花粉症症状緩和をうたい販売していた商品に、ステロイドが含まれていたと発表していた。発表に関連した相談が47件あり、うち9件で頭痛などの健康被害情報があった。

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