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トッテナムやレアル・マドリーの新指揮官候補と報じられるシャビ・アロンソ監督が、来シーズンのレバークーゼン残留を明言した。ドイツ『シュポルト・ビルト』が伝えている。
現役時代にリバプールやレアル・マドリー、バイエルンなどで活躍したシャビ・アロンソ監督は、指導者キャリアをスタートした古巣マドリーと、レアル・ソシエダのユースチームやリザーブチームで卓越した手腕を発揮。
そして、昨年10月に就任したレバークーゼンではヨーロッパリーグ(EL)で準決勝進出に導き、リーグ戦でも一時残留争いに巻き込まれたチームを7位まで浮上させている。
このレバークーゼンでの仕事を受け、新指揮官を探すトッテナム、カルロ・アンチェロッティ監督の去就が不透明な古巣マドリーが招へいに関心を示しているとの報道が出ている。
しかし、2024年までレバークーゼンと契約を残すスペイン人指揮官は、ローマとのEL準決勝2ndレグに向けた公式会見の場で自身の去就に言及。来シーズンも同クラブを率いる意向を示した。
「チームとクラブにとても満足している。自分の将来について心配はしていない。私は自分のやりたいことに全力を注いでいるし、知る必要のある人たちとは話し合っている」
「(来季もレバークーゼンを指揮するのか?)そうだ、その通りだ」
今回のコメントによってレバークーゼン残留が決定したシャビ・アロンソ監督は、先日にフリートランスファーでの獲得が決定したベンフィカの同胞DFアレハンドロ・グリマルドに続き、アーセナルのスイス代表MFグラニト・ジャカの獲得交渉にも乗り出す構えだ。