インドの財閥タタ・グループのホテル部門インディアン・ホテルズ(IHCL)は16日、首都ニューデリーのインディラ・ガンジー国際空港(IGIA)の第3ターミナル(T3)に「タージ」ブランドのホテルを設置すると発表した。向こう数年での開業を予定する。
設置に向けて、ホテルの整備や運営を手がけるシャレー・ホテルズとフランチャイズ契約を結んだ。ホテルの客室数は400室で、レストランやバー、バンケットルーム、スパ、プールなどを併設する。
シャレーのサンジャイ・セティ社長は発表資料で、「向こう数年で開業することを楽しみにしている」とコメントした。
「セレクションズ」や「ジンジャー」などのブランドを含め、IHCLがデリー首都圏(NCR)で展開するホテルでは15軒目。同社のプニート・チャットワル社長は「(海外などからの)玄関口となる都市で存在感を強化する戦略の一部」との認識だ。
IHCLは西部ムンバイと南部ベンガルール(バンガロール)の空港にもタージブランドのホテルを設置している。