中国艦5隻が沖縄周辺航行 「極めて異例の行動」と防衛省

 防衛省統合幕僚監部は18日までに、日本列島を4月末以降、周回していた中国海軍のミサイル駆逐艦など計5隻の艦艇が沖縄周辺を航行し、太平洋から東シナ海に抜けたと発表した。うち3隻は日本最西端の与那国島と西表島の間から北東方向へ移動、もう2隻は沖縄本島と宮古島の間を北上。東シナ海で合流した。

 防衛省は、中国艦が列島を周回するとともに、二手に分かれ、先島諸島を挟むように航行したのは極めて異例の行動だと分析している。

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