ボヌッチ、来季で引退…「イタリアの一時代が終わる」。『アイドルとして見てくれ』

ユヴェントスでプレーしているイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチは、クラブ公式Youtubeチャンネルで来季限りの現役引退を発表した。

レオナルド・ボヌッチは1987年生まれの36歳。ヴィテルベーゼから2005年にインテルへと加入し、その後トレヴィーゾとピサへのローン移籍を経てジェノア、バーリでプレーした。

そして2010年にユヴェントスへ加入し、それから一度ミランへと移籍したものの1年で復帰。今季まで長く最終ラインの重要な役割を任されてきた。

またイタリア代表でも2010年から招集されており、ワールドカップにも2大会出場(2010年、2014年)。2021年にはEURO2020での優勝も経験し、120試合で8ゴールという成績を残している。

彼とユヴェントスとの間の契約は2024年の夏までとなっており、それが満了を迎えたら現役を引退する予定であるという。

レオナルド・ボヌッチ

「このシャツを着て、12年間の夢のような日々を生きてきた。やることのすべてはこのクラブのためだった。まるでこのユニフォームは自分の二番目の皮膚のようだった。

心の中にはまだ小さな男の子がいて、このシャツを着てフィールドに出ることができてとても喜んでいたよ。それは夢だったし、それが叶ったんだ。

来年僕がプレーを辞めたら、それはイタリアの守備的なスタイルの時代の終わりになるだろうね。

偉大な選手たちと肩を並べられることは誇りの源だ。フランコ・バレージ、アレッサンドロ・ネスタ、パオロ・マルディーニ、ファビオ・カンナヴァーロ。彼らと同じように、将来の多くのディフェンダーが我々をアイドルとして見てくれることを願っているよ。

それは、我々が多くのことを達成し、試合に大きな影響力を与えていたことを意味するからね」

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2011-12シーズンから2019-20シーズンにかけてセリエA8連覇を経験したボヌッチ。通算では9回のスクデットを獲得している。

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