西わらび、全国発信 出発式参加者「食ってもらうべー」声合わせ

「食ってもらうべー」と声を合わせる参加者

 第三セクター西和賀産業公社(社長・内記和彦西和賀町長)は15日、同町沢内大野の花巻農協湯田・沢内支店で、西わらびのゆうパック出発式を行った。

 郵便局員や町職員ら約30人が参加。内記町長は「岩手県外にいかに売り込んでいくかも課題だ。ゆうパックで全国に発信できることはありがたい」とあいさつ。参加者が「食ってもらうべー」と声を合わせ、267箱を積んだ第1便のトラックを見送った。

 西わらびはとろっとした食感が特徴。ゆうパックは煮わらびと、初の販売となる生ワラビを提供し、売り上げ5千箱を目指す。

 ゆうパックの申し込みは26日まで、県内の郵便局で受け付ける。同公社は6月2日まで同町大渡の圃場で生ワラビの直売も行っている。問い合わせは同公社(0197.82.2211)へ。

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