京都・長岡京に電動車いすを寄贈 市役所新庁舎での歩行サポート

次世代型車いすの目録を中小路市長(左)に手渡す神原支店長(中央)と池辺社長=長岡京市役所

 あいおいニッセイ同和損害保険京都支店と京都ダイハツ販売は、共同で次世代型電動車いす1台(約50万円相当)を、京都府長岡京市に寄贈した。市役所新庁舎での歩行のサポートに活用する。

 両社は、いずれも市障がい者基本条例に賛同して包括連携協定を結んでいる。今回の寄贈は、バリアフリー設計やユニバーサルデザインを導入した新庁舎の開設を機会に決めた。

 贈呈式では、同支店の神原宏臣支店長と京都ダイハツ販売の池辺聡志社長が一緒に、目録を中小路健吾市長に手渡した。市長は試乗し、安全性や操作性能の高さに驚いていた。

 神原支店長は「社員の寄付を基に実施する地域課題解決の支援活動の一環として寄贈した」といい、池辺社長は「当社が新規事業で販売している優れた製品で、利用者に喜んでもらえればうれしい」と話した。

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