自民長崎県連 新1区に8人、新3区に4人 次期衆院選の候補に応募

 自民党長崎県連は17日、次期衆院選の公認候補予定者となる選挙区支部長の公募を締め切り、新長崎1区(長崎市)に8人、同3区(佐世保市など11市町)に4人の応募があったと発表した。
 応募者名は非公表。関係者によると、新1区に長崎市区選出県議の浅田眞澄美(56)、江真奈美(56)、下条博文(48)の3氏のほか、元衆院議員の冨岡勉氏の長男哲平氏(44)らが応募した。
 新3区には、佐世保市・北松浦郡区選出県議の山下博史氏(48)や、元農相の金子原二郎氏の長男容三氏(40)らが申し込んだ。
 応募者は県連執行部の書類審査を通過すれば、各選挙区の選考委員会による面接に進む。各選考委は本県選出の国会議員や県議、職域・地域支部関係者らで構成する。
 県連は選考結果を6月初めの選挙対策委員会と常任総務会に諮った後、「党本部の意向」に沿って複数候補の上申を想定している。
 支部長を巡っては、2021年衆院選で旧1区の公認候補が落選し、新1区は不在。新3区は大部分が重なる旧4区を衆院議員の北村誠吾氏が務めているが、次期衆院選への不出馬を党本部に伝えた。

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