
ソニーグループは18日、金融子会社のソニーフィナンシャルグループを独立させ、株式を上場させる検討を始めたと発表した。2~3年後に切り離し、ソニーグループが株式の20%弱を持ち続けることを想定している。
十時裕樹社長は東京都内で開いた2023年度の経営方針説明会で「金融事業のさらなる成長を実現させる」と述べた。
ソニーは、23年3月期の連結売上高が初めて10兆円を超えた。家庭用ゲーム機「プレイステーション」の販売台数が過去最高を記録したほか、スマートフォンのカメラに使うイメージセンサーの売り上げも伸びるなど、足元の業績は堅調だ。