栃木県内全観測地点で最高気温「今年一番の暑さ」 佐野市では34.5℃を記録

 17日も県内全域で晴れ間が広がり、栃木県内14ヵ所ある観測地点の全てで今年最高気温となりました。

 佐野市では午後4時半ごろに、最高気温が県内で最も高い34.5℃を記録しました。

 17日午後5時の時点で、県内14ヵ所のうち7ヵ所で30度を超える真夏日になったほか、全ての観測地点で今年一番の暑さとなりました。

 宇都宮地方気象台によりますと17日の県内は、北西からの風が山を越え乾燥した高温の風が吹きこむ「フェーン現象」のような状況になり、16日よりも気温が高くなったということです。

 そして、暑い日には冷たい食べ物がつきもの。佐野市の甘味処、菊水苑では、かき氷の売れ行きが好調です。人気商品は「とちおとめ」のスムージーの上に日光の天然氷を削りシロップとジャムをかけたかき氷。店によりますとかき氷の売り上げは、暑さにともなって伸びていくということで、8月のお盆あたりには一日400杯以上売れることもあるといいます。

 この暑さは18日も続き、県内の多くの場所で真夏日になることが予想されていて、気象庁は熱中症など体調管理に注意するよう呼びかけています。

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