横浜・伊勢山皇大神宮で例祭 ハマの発展願い巫女舞奉納も

例祭では巫女による「伊勢山の舞」も奉納された=横浜市西区

 横浜総鎮守の神社として知られる伊勢山皇大神宮(横浜市西区)で15日、横浜のさらなる発展などを祈る「例祭」が執り行われた。1870年の創建日に合わせて毎年催されており、今年は関係者を含む計200人ほどが参列。神職から受け取った玉串を神前に納めたほか、神職らが神事を執り行い、巫女(みこ)による「伊勢山の舞」の奉納などをした。

 阿久津裕司宮司は「今年は創建150年の第3期事業として杵築宮(きづきのみや)の建て替えもする。奉祝大祭なども順次行う予定なので、共に神様に寄り添っていただければ」と思いを語った。

 同神宮では11日、老朽化した杵築宮の建て替え工事の安全などを祈願する上棟祭も実施。杵築宮の竣工(しゅんこう)は8月の予定という。

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