1歳の男児を保護した中学生と会社員に感謝状 下野警察署

 4月、上三川町の歩道で迷子になっていた1歳の男の子を保護し交通事故を未然に防いだとして、16日に下野警察署から中学生と会社員の2人に感謝状が送られました。

 下野警察署の星野健一署長から感謝状が送られたのは、上三川中学校2年生の上河内成恋菜さんと小山市の会社員、飯田雄二郎さんです。

 4月19日の午前7時半ごろ、通学や通勤の途中だった2人は上三川町の歩道に1人で立っていた1歳の男の子を見つけました。上河内さんは不安な様子の男の子を保護し、飯田さんが車の往来が多い道路の近くは危険だと判断して、近くの交番まで送り届けました。

 男の子にけがはなく、その後、家族に引き渡されたということです。星野署長は「2人が事故を未然に防いでくれてよかった」とその行動を称えました。

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