台湾の高校生が5月17日、静岡市の高校を訪問し、和食文化を通じて交流を深めました。
静岡市駿河区の静岡女子高校を訪問したのは台湾の高校生の団体です。和食文化の研修が目的で、17日は親子丼づくりに挑戦しました。昆布とかつお節から丁寧に出汁を取ることや、親子鍋には箸を入れずにゆっくりと振ることなどに注意しながら、ふわふわの親子丼を仕上げていきました。
言葉の壁に苦労しながらも静岡の高校生と協力して作った親子丼の味に台湾の生徒たちは大満足の様子です。
<台湾の女子生徒>
「おいしい、おいしい」
<静岡女子高の生徒>
「言葉は分からなくても手ぶりで分かりあえるし、楽しかったなと思います」
静岡女子高の担当者は「コロナ禍で3年ほど外から生徒を受け入れることはなかったが、生徒たちの楽しそうな表情を見ていると非常にいい交流になった」と話していました。