テイラー・スウィフト、81ページ分の歌詞を印刷してライブに持ち込んだファンが話題に

先週末に開催されたテイラー・スウィフトの米フィラデルフィア公演において、とあるファンの熱意がネットで話題になっている。現地時間2023年5月12日の公演で62歳のモーリン・グレゴリーは、テイラーのあらゆる楽曲の歌詞を印刷し、読書用のミニライトを使いながらステージ上で披露される楽曲の歌詞をリアルタイムで読みながらライブを楽しんだようだ。

モーリンがテイラーのパフォーマンスに合わせて「Willow」を歌唱する様子をファンが撮影した動画がTikTokで大きな話題を集めている。元の投稿には「彼女は1単語も間違えなかった」というキャプションが添えられていた。モーリンの甥であるグラハムがツイッターに「モーリン伯母さんがテイラー・スウィフトのライブにセットリスト全楽曲分の歌詞を印刷して持ち込んだことでTikTokでバズってる(笑)。81ページ分も!しかも読書用のライト付きで!アイコニックだ」と投稿したことで動画に映っている女性がモーリンだと特定された。

フィラデルフィア公演で一番有名なテイラー・ファンとなったモーリンはその後、地元の米CBS系テレビ局のニュース番組とのインタビューに応じた。「歌詞が本当に大好きなの」とモーリンは語り、歌詞の束は(米オフィス用品店の)ステイプルズで作成したと明かした。また、ライブについて「(テイラーは)楽曲をアルバムの順番に合わせて披露した感じだった」と話している。

テイラーは今後、現地時間5月19日~21日の3日間に渡ってボストン郊外のジレット・スタジアムで公演を行い、その後ニューヨーク郊外のメットライフ・スタジアムへと向かう予定だ。

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