【承認】アルジェニクス社のVYVGART 「欧州」で全身型重症筋無力症(gMG)の適用で承認取得

[vc_row][vc_column][vc_column_text]アルジェニクス社は8月11日、抗アセチルコリン受容体(AChR)抗体陽性の成人全身型重症筋無力症(gMG)に対する標準治療への追加療法としてVYVGART(efgartigimod alfa-fcab)を欧州委員会が承認したことを発表しました。同社は、本剤が欧州で初めて承認された新生児用Fc受容体(FcRn)遮断剤であると述べています。

アルジェニクス社CEOのTim Van Hauwermeiren氏は、「今回の承認は、米国および日本での発売に続くものです」と述べ、今後欧州におけるVYVGARTの「持続的アクセス契約の確保に向けて、現地の保健当局と協力していきます」と述べています。

今回の欧州での承認は、主要評価項目を達成した第3相試験(ADAPT試験)の結果に基づいています。その結果、最初の治療サイクルにおいて、VYVGARTを投与された抗AChR抗体陽性の重症筋無力症患者の68%が日常生活動作(MG-ADL)スケールで反応したのに対し、プラセボ投与群の反応は30%に留まったことが示されました。

なおアルジェニクス社は、カナダでのVYVGARTの上市および、また中国ではZai Lab社との提携による同薬剤の上市に向け順調に進捗しているとしています。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

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