アルジェニクスのgMG治療薬Vyvgartの皮下投与型がフェーズIIIに成功

[vc_row][vc_column][vc_column_text]アルジェンクス社(argenx)が、皮下投与版を全身型重症筋無力症(gMG)患者を対象としたVyvgart(efgartigimod alfa-fcab)の評価する後期試験で、主要評価項目である総IgG低下量を達成したと発表。Vyvgartは、年間約225,000ドルの費用がかかりますが、昨年末にFDAから承認されたことにより、gMGの根本原因である病原性IgGの低減を目的とした初の承認療法となっています。[/vc_column_text][vc_column_text]

目次

VYVGART について

VYVGARTは、胎児性 Fc 受容体に結合するヒト IgG1 抗体フラグメントで、血液中の免疫グロブリン G(IgG)自己抗体を減少させます。VYVGART は、米国および欧州で抗アセチルコリン受容体(AChR)抗体陽性の成人患者における全身型重症筋無力症(gMG)の治療薬としてで承認されています。日本では成人でステロイド剤又はステロイド以外の免疫抑制剤が十分に奏効しない場合全身型重症筋無力症の治療薬として承認されています。

全身型重症筋無力症とは?

全身型重症筋無力症は、IgG 自己抗体が神経と筋肉の間の伝達を妨害し、消耗性で生命を脅かす可能性のある筋力低下を引き起こす稀な慢性自己免疫疾患です。重症筋無力症患者の約 85%が 24 カ月以内に gMG へと進行し、全身の筋肉に影響を及ぼす可能性があります。gMG 患者全体の約 85%に抗 AChR 抗体が認められます

アルジェニクス社とは?

アルジェニクス社は、深刻な自己免疫疾患に取り組んでいる免疫領域に特化したグローバル医薬品企業です。独自の免疫学イノベーションプログラム(IIP)を介して、免疫学領域における画期的な発見から新規抗体医薬品ポートフォリオを生み出しています。アルジェニクスは、米国、欧州、および日本で承認された最初で唯一の胎児性 Fc 受容体 (FcRn)阻害薬を開発し、販売しています。

参照

アルジェニクス社ホームページから[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

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