埼玉で日本最大級ビール祭典“けやきひろば春のビール祭り”始まる 入場無料 初出店5店、全国48店集結中

初日からにぎわう「けやきひろば春のビール祭り」=17日午後、さいたま市中央区

 日本最大級のクラフトビールの祭典「けやきひろば春のビール祭り」が17日、さいたま市中央区のさいたま新都心けやきひろばで始まった。新型コロナウイルスの影響を受け、屋外の開催は4年ぶり。市内の最高気温が32.4度と今年初めての真夏日を記録する中、大勢の来場者がビールを楽しんでいた。21日まで。

 今回で25回目を迎え、初出店5店を含む全国各地の48店舗が出店。主催のさいたまアリーナとコラボした「反射炉ビヤ」(静岡県)など全国各地の300種類以上のビールやご当地グルメが楽しめる。

 川口市の会社員西沢大樹さん(37)は、ビール仲間と一緒に訪れた。コロナ禍ではなかなか集まることができなかったことから、「待ちに待っていた。暑い中のビールは最高。ビール日和になった」。毎年来ているという新座市の会社員田代隆一さん(50)は「多くの店が出店していて、全部回りたいくらい。土曜日にも来ます」と話した。

 今回は持続可能な開発目標(SDGs)に配慮して、プラスチックごみを減らすため、循環型食器を初めて導入した。入場無料、一部有料予約席あり(完売済み)。21日までの午前11時~午後9時(最終日は午後8時まで)。

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