コストコも満喫できるアイリスのホームセンター「ユニディ」災害時に物資支援へ 初出店の地もう頼れる存在

協定書を持つ小林哲也市長(右)と大塚忠彦社長(提供写真)

 埼玉県熊谷市は9日、アイリスグループの「アイリスプラザ ユニディカンパニー」(本社・千葉県)と「災害時等における物資の供給に関する協定」を締結した。

 同協定は地震や風水害、そのほかの災害が発生、または発生する恐れがある場合、被災者への救援物資を迅速かつ円滑に調達、供給することが目的。市から市内にある「ユニディニットーモール熊谷店」への災害時の要請に応じ、支援物資として日用生活品や食料品などを供給する。

 協定締結式は市役所で行われ、小林哲也市長と同社の大塚忠彦社長が参加した。

■“コストコ”コーナーも設置 6年ぶり新店「ユニディ」(以下オープン時の記事)

 アイリスグループの「アイリスプラザ ユニディカンパニー」(本社・千葉県)は4月15日、埼玉県熊谷市銀座2丁目のショッピングセンター「ニットーモール」2階に家電ホームセンター「ユニディ ニットーモール熊谷店」を開店した。熊谷店は同社として6年ぶり15店舗目の「ユニディ」で、県北部では初出店となる。初日は開店時に約450人が並び、にぎわいを見せた。

 熊谷店は約1795平方メートルの売り場に家電、ペット用品、アウトドア用品、インテリア、キッチン用品、日用品、生活雑貨、食品など品ぞろえが豊富。大型家電は自社の配送・施工サービスで、最短で購入即日に配送・設置できる。

 コストコ非会員でも購入できるコストココーナーも設置。大容量の菓子やトイレットペーパーなど、人気商品50種類を厳選して販売する。

 同社の大塚忠彦社長は「ホームセンター市場は伸び悩むが、想像以上の来店客。利便性が武器になる」と話した。

 営業時間は午前10時~午後9時。

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