市川猿之助が救急搬送 命に別条なし 父・市川段四郎さんと母親は死亡

歌舞伎俳優の市川猿之助(47)が18日、東京・目黒区内の自宅内で、意識がもうろうとしているところをマネジャーが見つけ、119番通報した。都内の病院に搬送されたが、命に別条はなく、意識もはっきりしているという。

自宅2階のリビングでは、猿之助の父親で歌舞伎俳優の市川段四郎さん(76)と母親(75)が倒れていた。段四郎さんは搬送先の病院で、母親はその場で死亡が確認された。

警視庁目黒署によると、猿之助は自宅内の半地下のクローゼットで、首を吊った状態で見つかった。そばに遺書のようなものがあったという。同署は猿之助の回復を待って、事情を聴く方針だ。

猿之助は28日まで、明治座創業150周年記念公演「市川猿之助奮闘歌舞伎公演」に主演予定だった。明治座は、この日予定されていた「昼の部」を中止したことを明らかにした。今後の公演については、未定としている。

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(よろず~ニュース編集部)

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