『BMW M3 CS』上陸。約20kgの軽量化と約40PSの出力向上を実現。オンライン限定30台で注文受付

 BMWの高性能モデル“M”の中でも、最高峰のパフォーマンスを持つおなじみの限定モデルが現行世代にも登場。全世界1500台限定で生産される究極のBMW Mモデル『BMW M3 CS(エムスリー・シーエス)』が日本国内30台限定で導入され、約20kgの軽量化、約40馬力の出力向上を実現した究極の1台は、BMWオンライン・ストア限定で5月17日より注文受付が開始されている。

 往年のMモデルにも設定されてきた歴代のCSは、その名のとおり“Competition Sport(コンペティション・スポーツ)”の頭文字を体現する1台とされる。今回のCSはBMW M3 Competition M xDrive(コンペティション・エム・エックスドライブ)をベースに、約20kgの軽量化と約40PS(欧州参考値)の出力向上を実現したという。

 ベースモデルでも、標準仕様となる最高出力480PS/6250rpm、最大トルク550Nm/2650-6130rpmの直列6気筒BMW Mツインパワー・ターボ・ガソリンに対し、それぞれ510PS/6250rpm、650Nm/2750-5500rpmまで性能を高めた高出力版を標準とし、M専用4輪駆動システム“M xDrive”を組み合わせることで、そのパワーを余すところなく路面に伝達する高いダイナミクス性能を有するのが特長となる。

 そこに加えて、今回のCSでは過給圧を1.7barから2.1barにブーストアップすることで、出力は約40PS向上の551PS(405kW)まで高められた。

 さらに、各部での軽量化実現により0-100km/h加速は3.4秒(欧州参考値)を実現し、路面追従性、キャンバー強度、ダンパーのレスポンスを向上させるため、ボール・ジョイント箇所を4箇所増加して14箇所としている。

往年のMモデルにも設定されてきた歴代のCSは、その名のとおり「Competition Sport(コンペティション・スポーツ)」の頭文字を体現する1台とされる
ベースのBMW M3 Competition M xDrive(コンペティション・エム・エックスドライブ)同様、後輪駆動モードも用意される
今回の”CS”では過給圧を1.7barから2.1barにブーストアップすることで、出力は約40PS向上し551PS(405kW)まで高められた

■フロントシートにMカーボン・バケット・シートを採用

 また、専用サスペンションや専用スタビライザー、レッド・ハイグロスのMカーボン・セラミック・ブレーキを標準装備することで、サーキットにおける究極のドライビング性能を発揮する仕立てとなっている。

 その軽量化に貢献するボンネットには炭素繊維強化プラスチックのCFRPを採用し、さらにキドニー・グリルやエア・インレット、ドアミラーキャップやディフューザー等にもCFRPを採用することで、独特の存在感を増すと同時にパフォーマンス向上も実現。

 イエローのデイライト(DRL)を備えたレーザー・ライトも装備し、トランクリッド等のモデル・バッチは、ブラックをベースにレッドのアクセントを利かせることで特別感を演出している。

 一方のインテリアでも、センター・マーク付きのMアルカンターラ・ステアリング、Mカーボン・ファイバー・トリム、専用CFRP製センター・コンソール、前席にはMカーボン・バケット・シート等を採用。さらに4ドアの『M3』らしく後席には大人3名が座れるスペースを確保しており、日常使いでの優位性も兼ね備える。

 日本国内において30台限定での導入となる『BMW M3 CS』は、前述のとおり5月17日(水)より、2週間後の5月31日(水)23時59分までオンラインでの注文受付が実施され、限定台数より注文数が上回った場合には、厳正な抽選により本年7月初旬までに当選者を決定する。全車右ハンドル仕様となり、価格は1998万円(税込)となっている。

BMW カスタマー・インタラクション・センター:フリーダイヤル:0120-269-437
BMW インターネット・ウェブサイト:http://www.bmw.co.jp

センター・マーク付きのMアルカンターラ・ステアリング、Mカーボン・ファイバー・トリム、専用CFRP製センター・コンソールを採用(日本仕様は右ハンドル)
モデル・バッヂ類同様、ブラックをベースにレッドのアクセントを利かせ、前席にはMカーボン・バケット・シートを採用
4ドアの『M3』らしく、後席には大人3名が座れるスペースを確保しており、日常使いでの優位性も兼ね備える

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