「大谷かぶと」新たに提供 横浜の小売業、安全に配慮

 米大リーグのエンゼルスに所属する大谷翔平選手のパフォーマンスで話題となった「かぶと」を提供した小売業「サムライストア」(横浜市中区)は18日、現行品より安全性に配慮した複数のかぶとを新たに企画、制作し、エンゼルスに無償提供したとホームページで発表した。詳細は現時点では非公表だが「進展があれば発表する」と説明している。

 同社は4月、大谷選手の通訳を務める水原一平さんから連絡を受け、鹿児島県薩摩川内市の甲冑メーカー「丸武産業」が作ったかぶとをエンゼルスに提供した。

 同社によると、現行のかぶとは安全性について、懸念が寄せられた。不安解消に向け、丸武産業製ではないかぶとを複数制作した。

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