たわわに実った麦の穂 黄金色の麦畑で収穫最盛期 野田市

たわわに実った麦の穂 黄金色の麦畑で収穫最盛期 野田市

 新緑が濃い緑色に変わるこの季節。千葉県野田市では、県内一の麦畑が黄金色に染まり、いま、農家の人たちは収穫作業に追われています。

 利根川沿いにある野田市の船形、目吹、小山地区では、1982年以降、米の減反政策に伴って麦が本格的に作られるようになり、今では県内最大規模の約200ヘクタールの広大な麦畑が広がっています。

 麦の収穫期・麦秋を迎えた畑では黄金色に染まり、たわわに実って垂れ下がった麦の穂を、大型のコンバインが刈り取っていました。

 野田市によりますと、2023年は3月から高温が続いた影響で、1週間ほど早く大麦の刈り取りが始まり、6月の上旬からは小麦の刈り取りが始まるということです。

 なお、収穫した大麦は麦茶に、小麦はうどんの原材料となる小麦粉にそれぞれ加工されることになっています。

© 千葉テレビ放送株式会社