【DeNA】オースティンが1軍合流 フリー打撃などで調整 三浦監督はスタメン起用の可能性も示唆

試合前練習でノックを受けるオースティン=横浜(花輪 久写す)

 前夜に連敗を6で止めた横浜DeNAに、大きなピースが戻ってきた。昨年2度の右肘手術を受け、リハビリを経てファームで調整していたタイラー・オースティン外野手(31)が18日、出場選手登録された。

 オースティンは試合前練習で、通常のフリー打撃などで調整。守備では一塁でノックを受けた後、右翼に移動して打撃練習の打球を捕球した。    

 三浦監督は、オースティンの状態について「ファームで内容はだいぶ良くなってきているし、コンディショニングも良くなってきている」と説明。昨季はシーズン途中に1軍復帰してからも出場は代打に限られていたが、指揮官は「いろんな場面でいってもらう」とスタメン起用の可能性も示唆した。

 オースティンは外野手登録だが、今季のイースタン・リーグでの出場7試合で、指名打者を除くと一塁で4試合出場。外野は守っていない。17日に来日通算150本塁打を達成したソトは、5月は打率3割3分3厘、3本塁打、7打点(17日時点)と好調。ここまで佐野も一塁でのスタメン出場もあり起用法が注目されるが、打撃陣に厚みが増すのは間違いない。

 オースティンは今季、イースタン・リーグで7試合に出場。28打席に立ち打率1割5分、1本塁打、6打点をマークしている。

 また、平田真吾投手(33)と知野直人内野手(24)が出場選手登録された。

 石田健大投手(30)、大和内野手(35)、西巻賢二内野手(24)が登録抹消になった。大和は18日に体調不良を訴えたことによる特例抹消。

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