18日午後5時すぎ、アメリカのジョー・バイデン大統領が、広島市の広島ヘリポートに到着しました。現職の大統領が広島を訪問するのは、2016年のオバマ元大統領以来、2人目です。
バイデン大統領は、広島ヘリポートに到着すると、大統領専用車「ビースト」に乗り込み、広島市内中心部に移動しました。大統領が移動するルートは、通行止め規制が行われていて、大統領を乗せたビーストを囲むように白バイやパトカーなどが車列を組んで移動し、道路では多くの警察官らが歩道に沿って設置されたバリケードの前に並んで警護をしていました。
バイデン大統領は、ときおり車窓から沿道に向かって笑顔を見せるなど、リラックスした様子を見せていました。
ヘリポートに到着しておよそ30分後、中区のリーガロイヤルホテルに到着し、午後6時ごろから岸田総理との日米首脳会談が始まりました。19日からはG7広島サミットに出席する予定です。
ホテル周辺は全国から集められた特別派遣部隊と呼ばれる警察官らが多数配備され、バリケードが敷かれるなど、ものものしい雰囲気に包まれていました。