去年12月、愛媛県西条市の20代の女性から現金など計264万円を騙し取ったとして、埼玉県の20代の男を詐欺の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、埼玉県深谷市の飲食店従業員の男(29)です。
警察によりますと男は、愛媛県西条市の会社員の女性(当時27)から現金を騙しとろうと、女性に「お金を貸してほしい。音楽活動をしていて来月末にアルバムの収入が300万円入るから、それで返せる」などとウソを言い、去年12月19日から23日までの間に8回にわたり指定の口座に現金計260万円を振り込ませたほか、ギフト券4万円分をメールで送らせ騙し取った疑いがもたれています。
被害者の女性から去年12月に警察へ相談があり、捜査したところ容疑が固まり逮捕に至りました。
調べに対し男は「金は借りたけど返すつもりだった」と容疑を否認しています。
2人に面識はなく、SNSのLINEを通じて知り合い電話やメッセージでやりとりをしていたということです。
警察は動機や金の行方などを調べています。