EXILE ATSUSHIとスカパラのコラボ楽曲「フォトグラフ」が夏の高校野球応援ソングに決定!

「第105回全国高等学校野球選手権記念大会」が8月6日に開幕。EXILE ATSUSHIと東京スカパラダイスオーケストラのホーンセクション(管楽器)のコラボレーション楽曲「フォトグラフ」が、「夏の高校野球応援ソング」であり、ABCテレビ・テレビ朝日系で放送の「熱闘甲子園」(決勝まで、休養日を除き連日夜に生放送)のテーマソングに決定した。コラボ楽曲がテーマソングとして採用されるのは今回が初めてとなる。

ATSUSHIは、今回のオファーを「コラボレーションは、なかなかタイミングやご縁が混じり合わないと、実現しにくい時もあるので、スカパラの谷中(敦)さんとは、長年EXILEとの関りもありましたし、偶然お会いできたタイミングで何かの運命的なご縁を感じ、ご一緒できてうれしいです」と振り返る。

その谷中も「僕はEXILEさんの『Ti Amo』というミュージックビデオに出させていただいたり、歌詞も書かせていただいたりして、古い付き合いがあったんですけど、ATSUSHIくんとは連絡先を交換していなくて…。ところが、このあいだばったりATSUSHIくんと会うタイミングがあって、ATSUSHIくんがちょうど『どうしたらいいかなって悩んでる時に(谷中さんに)お会いしたんで、これはお願いするタイミングなのかな』って思ってくれたみたいで、そこからすぐ連絡をもらって。ぜひやらせてくださいという話になりました」と経緯を明かす。

作詞を担当しているATSUSHIは「高校球児の皆さんが、それを支える周りの仲間や、ご家族など、それぞれの立場からの思いを背負って一生懸命に立ち向かう姿をイメージしながら、それぞれの晴れ姿が、どの部分を切り取ったとしても、笑顔や涙が光り輝いているイメージを大切にしました」と楽曲に込めた思いをアピール。

アレンジを担当した北原雅彦は「『熱闘甲子園』のテーマですから熱い思いと、ちょっとノスタルジックな感じも込めつつ、スカパラホーンズのいつもの感じで、楽曲に華を添える感じでアレンジさせていただきました」と、歌詞同様、暑い夏に躍動する高校球児の姿を思い描きながら作業を進めたことを伝える。

レコーディングを終え、NARGOは「ホーンセクションというのは。ボーカルに一番近い楽器じゃないかと自分たちは思ってるんですけれど、一つの音を出すのに気持ちを込めるとそれぞれの音が変わって聞こえてくるんですね。一つロングトーンを出しても、情熱を込めたか込めないかで音の伝わり方が変わる。『熱闘甲子園』ということで、皆さんを応援する気持ちを込めて歌うように演奏したんで、それが伝わればいいかなと思っています」と述べ、高校球児だったというGAMOは「もう何十年も前の話ですけどね、その頃の自分の感じを思い出したりとか、あとは夢を追いかけて甲子園を目指してた高校球児の人たちの感じを思い描きながら…。この熱い気持ちが伝わればいいなと思ってやりました」と語った。

そして、ATSUSHIは、これからまさしく熱闘に挑んでいく球児に「人生は本当にいい時もあれば、大変な時もあると思います。今回の大会の結果がどうであれ、一生に一度のこの3年間。そのイメージをやりきったものとして、記憶の中のフォトグラフに刻んで、またさらなる次のステージへ向かうような、そんなイメージを持ってくれたらうれしいです。真っすぐに正面からぶつかった思いは、いろいろなことを教えてくれると思います。僕も歌というものに向き合って、いろんなことを学びました。今がすべてじゃないけど、すべてを今に懸けられるかけがえのない青春の瞬間を、楽しみながら、謳歌(おうか)してください」と熱いメッセージを送っている。

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