ウエルシア、埼玉県民が健康でいられるよう寄付200万円超 さらにウエルカフェも用意 感じる社会の変化

県NPO基金に寄付、感謝状が贈られたウエルシア

 ウエルシア薬局(東京都千代田区)は埼玉県NPO基金に約67万円を寄付し、11日に感謝状を贈られた。寄付は2016年から計6回行われ、累計額は206万円に上った。

 同社は市民やNPOの活動場所として店舗内のコミュニティースペース「ウエルカフェ」を提供するなど、共助社会づくりに取り組んできた。基金への寄付は、各団体の活動活性化により市民の健康増進など同社の事業にも資するとして続けられてきたという。

 大野元裕知事は薬剤師による住民への健康指導や、新型コロナウイルス検査事業への協力に謝意を示した。江平知広首都圏支社長は感染法上の「5類」移行に触れ、「これからも地域の健康を守っていきたい」と強調。最近はマスクを外す機会が増えているとして「一時、売り上げが落ちた化粧品やひげそりの需要が回復している」と社会の変化を指摘した。

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