円下落、137円台後半 一時5カ月ぶり円安水準

 18日の外国為替市場の円相場は、ドルに対して下落した。大手銀行によると、一時1ドル=137円93銭近辺と、昨年12月中旬以来約5カ月ぶりの円安水準を付けた。米国の債務上限を巡る懸念が後退したことを受け、円を売ってドルを買う動きが優勢となった。

 東京市場の午後5時現在は前日比83銭円安ドル高の1ドル=137円81~83銭。ユーロは69銭円安ユーロ高の1ユーロ=149円06~10銭。その後の海外市場で、一時さらに円安ドル高が進んだ。

 市場では「18日夜発表の米経済指標の内容によっては、円安が一段と進む可能性もある」(外為ブローカー)との声が聞かれた。

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