松山市は医療費の無償化について、高校3年生までの拡充に向け、関連予算を6月議会に提出する方向で最終調整していることが分かりました。
医療費の無償化を巡っては、5月15日、松山市議会の公明、自民など5つの会派が現在の中学3年生までから高校3年生まで拡充するよう求め、野志克仁市長に要望書を提出しています。
関係者によりますと、松山市では以前から拡充に向けた検討を重ねていて、来年1月からの開始を目指し、関連の予算案を6月議会に提出する方向で最終調整しているということです。
拡充された場合、市の試算では、新たにおよそ1万2000人が対象となり、費用は年間およそ3億5000万円必要になる見通しです。