ウクライナ南部、幼児ら4人死亡 首都キーウにもミサイル攻撃

18日、ウクライナ首都キーウで、ロシアのミサイル攻撃後に上がる煙(ロイター=共同)

 【キーウ共同】ウクライナ南部ヘルソン州で17日、ロシア軍による攻撃があり、5歳の幼児を含む計3人が死亡した。南部オデッサ州でも同日、ミサイル攻撃があり1人が死亡した。地元当局者が明らかにした。首都キーウ(キエフ)でも18日、巡航ミサイルなどによるとみられる攻撃があり、市東部に迎撃された破片が落下し火災が発生した。市長らが通信アプリで明らかにした。

 ウクライナ軍東部方面部隊の報道官は17日、ドネツク州の激戦地バフムト周辺で過去24時間に500m前進したと明らかにした。米シンクタンク、戦争研究所は17日の戦況分析で、バフムト周辺でロシア軍が主導権を失いつつあると指摘した。

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