新潟県内は5月18日、南から暖かい空気が流れ込み、新潟市秋葉区(新津)で33.8度を観測するなど、全28観測地点のうち17地点で30度を超える真夏日となった。このうち魚沼市など6地点では5月の観測史上最高気温を更新。今年一番の暑さとなり、熱中症による搬送が相次いだ。
魚沼市(小出)で33.7度、湯沢町で33.1度、新潟市中央区で31.0度を観測するなど、25地点で今年の最高気温を更新した。平年より5〜11度ほど高く、8月上、中旬などの最も暑い時期を上回る地点もあった。
新潟日報社のまとめでは、18日午後5時現在、県内で熱中症とみられる症状で少なくとも8人が搬送された。このうち、短期の入院が必要な中等症は2人で、80代と90代の男性だった。
新潟地方気象台によると、19日は北陸地方で雨が予想され、最高気温は新潟市中央区で21度、長岡市で22度と平年並みとなる見込み。前日から10度以上気温が低くなる地域もあり、気象台は体調管理に注意を呼びかけている。