立民と国民は候補一本化を 連合会長、次期衆院選で

記者会見する連合の芳野友子会長=18日午後、東京都内

 連合の芳野友子会長は18日の記者会見で、次期衆院選を巡り、立憲民主と国民民主両党の候補者擁立が見込まれる小選挙区について、一本化を求める考えを示した。連合は両党を支援先としており、過去の国政選挙で、現場が対応に苦慮したと重ねて指摘。「候補者調整に取り組むよう、申し入れる」と述べた。

 立民の泉健太代表には17日の会談時に伝達。国民の玉木雄一郎代表にも24日に予定する会談で要望すると説明した。

 同席した清水秀行事務局長は、調整が実現した場合、現職優先を基本方針とするよう提案。両党が新人候補者の擁立を検討する選挙区でも「衝突しないよう、調整できたらいい」と語った。

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