シュワ『ターミネーター』シリーズから卒業宣言 出世作『コナン・ザ・グレート』続編には出演熱望

俳優アーノルド・シュワルツェネッガー(75)が、『ターミネーター』シリーズから卒業することを公言した。1984年のオリジナル映画『ターミネーター』から数々の続編作に出演したシュワルツェネッガーは、このシリーズはこれからも成功する可能性があると考えながらも、自身はもう出演する意向がないことを明らかにした。

2019年の『ターミネーター: ニュー・フェイト』を振り返り、 シュワルツェネッガーはハリウッド・レポーターにこう語った。「このシリーズは終わっていない。僕は終わったんだ」「『ターミネーター』に関しては、世界が違うテーマで先に進みたがっているというメッセージをはっきりと受け取った。誰かが素晴らしいアイデアを出さなければならない」

「『 ターミネーター』は僕の成功に大きく貢献してくれた作品だから、いつもとても懐かしく感じているよ」「最初の3作は最高だった。4作目は、カリフォルニア州知事だったから、出演しなかった。そして5作目『新起動/ジェニシス』と6作目『ニュー・フェイト』は、僕が考える限り良い出来ではなかった。これらの作品がうまく書かれていなかったことは事前に分かっていたことだ」

1982年のファンタジー映画『コナン・ザ・グレート』をきっかけにハリウッドでブレークしたシュワルツェネッガーは、同映画の続編を作ることに前向きで、コナン役の続投を熱望している。「この10年間、ずっと懸案だったんだ」「フレデリック・マルムベルグが権利を持っている。でも、『ネットフリックスと契約がある』と言っていたから、ネットフリックスに連絡してみると、向こうはそのことについて何も知っていなかった。そういうクレイジーなことがあるんだ」

「『許されざる者』みたいに、年齢を重ねて演じるような感じでやるといいと思う。ジョン・ミリアスが書いた素晴らしい脚本があるし、他の人も書いている。ストーリーはあるんだ。それをやりたがっている監督もいる」と語った。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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