菅原フル出場のAZに連勝のウェストハムが決勝進出《ECL》

写真:Getty Images

ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)準決勝2ndレグのAZvsウェストハムが18日に行われ、0-1でウェストハムが勝利。この結果、2戦合計1-3でウェストハムが決勝進出を決めた。AZのDF菅原由勢はフル出場している。

先週アウェイで行われた1stレグで逆転負けを喫したAZが、逆転突破を懸けてホームに今大会無敗を続けるウェストハムを迎えた一戦。前回対戦からAZは先発を2人変更。菅原は1stレグ同様に右サイドバックで先発している。

立ち上がりからAZがボールを保持するが、自陣でコンパクトな守備陣形を形成するウェストハムを突破できずなかなかシュートまで持ち込めない時間が続く。すると、先にチャンスを作ったのはウェストハム。

25分、中盤でパスカットしたアントニオがショートカウンターを仕掛けると、右サイドでパスを受けたパケタがボックス右手前からコントロールショットでゴールを狙ったが、シュートは左ポストに弾かれた。

その後も膠着状態が続く中、AZは40分にケルケスの左クロスをニアのマイナンスがフリックすると、ボックス右深くでこぼれ球を拾ったファン・ブレデローデの折り返しを受けたカールションの落としから最後は菅原がゴールを狙ったが、シュートは相手DFに当たってゴールを外れた。

ゴールレスで迎えた後半も一進一退の展開が続く中、AZは62分にラインデルスの縦パスを左サイドで受けたパヴリディスがドリブルでボックス左まで切り込みシュートまで持ち込んだが、これはパヴリディスのオフサイドを取られた。

その後も互いに決定機のないまま試合は終盤へ。このままゴールレスで試合終了かと思われたが、ウェストハムが試合終了間際に試合を決定づけるゴールを奪う。後半アディショナルタイム4分、中盤でボールを奪ったフォルナルスがドリブルで中央を切り裂くと、ペナルティアーク右からゴール左隅にシュートを流し込んだ。

結局、これが決勝点となり、0-1でウェストハムが勝利。2戦合計スコア3-1で勝利したウェストハムが決勝進出を決めた。

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