<あのころ>新安保、自民が強行可決 野党と反主流派欠席

1960(昭和35)年5月19日、清瀬一郎衆院議長が警官500人を院内に導入、廊下に座り込んだ社会党議員らを排除した上、自民党単独で会期延長を強行採決。20日午前0時すぎ、衆院は新安保条約を一気に可決した。野党と自民反主流派の一部が欠席する中での強行で、脱臼など90余人が負傷。

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