
【ニューヨーク共同】米西部モンタナ州で中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」のダウンロードを禁止する法律が成立したことを巡り、住民らが撤回を求めてモンタナ州の裁判所に提訴したことが18日、分かった。言論の自由などを定めた合衆国憲法修正第1条に違反すると主張している。複数の米メディアが報じた。
訴状で、住民が合法的な言論にアクセスすることを妨げる権限はモンタナ州にはないと訴えている。
モンタナ州のジアンフォルテ知事は17日にTikTokのダウンロードや運営企業の州内での活動を禁じる法案に署名した。一般利用者も含めた全面禁止の法律が成立するのは全米で初めて。