19日午前の東京株式市場は、日経平均株価（225種）が続伸した。一時バブル経済崩壊後の最高値を更新し、約33年ぶりの水準を付けた。米連邦政府の債務上限問題に対する投資家の国際的な懸念が後退し、取引開始直後から買い注文が先行した。円安ドル高の進行も好感した。
午前終値は前日終値比318円54銭高の3万0892円47銭。東証株価指数（TOPIX）は10.30ポイント高の2168.15。
米債務上限問題が近く解決するとの期待から前日の米国株式市場が上昇し、東京市場でも流れを引き継いだ。外国為替市場の円相場が1ドル＝138円台へ下落したのに伴い、関連銘柄が値上がりした。
