アル・ヒラルが前ブラジル代表チッチ監督を招聘へ。ACL浦和に敗れ準優勝

2023-24シーズンに向けて。ラモン・ディアス監督は退任か。

AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)2022で浦和レッズに敗れて準優勝に終わった準優勝に終わったサウジアラビア1部アル・ヒラルが2023-24シーズン、ブラジル代表の前監督であるチッチ氏(TITE)の招聘を検討している。ブラジルメディア『グローボ』が5月18日に報じた。

ACLのタイトルを逃したことを踏まえ、アル・ヒラルはラモン・ディアス監督の後任探しをしてきた。そこで2016年から昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)まで6年間ブラジル代表を務めたチッチ氏とすでにコンタクトを取っているという。

同メディアは「この中東のクラブが、実業家のジルマール・ヴェロス氏と連絡を取り、交渉を進めている」と伝えている。サウジアラビアは今勢いに乗っていて、クリスチアーノ・ロナウドのアル・ナスル加入に加え、リオネル・メッシのアル・ヒラル移籍も噂される。

「財政面において、明らかに魅力的だ」と、新たな候補者が浮上しない限り、61歳のブラジル人指揮官のサウジ行きが実現しそうということだ。

アル・ヒラルは浦和とのACLファイナルのあと、サウジアラビア国王杯決勝を制して、2023-24シーズンのACL出場権を獲得している。

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