米韓訓練に「相応の対応」と非難 北朝鮮、対抗する軍事行動を示唆

 【北京共同】北朝鮮メディアは19日、米韓が南北軍事境界線に近いソウル北方の京畿道抱川で5月25日~6月15日に実施を予定する「火力撃滅訓練」について「相応する対応を呼ぶことになった」と非難し、対抗する軍事行動を行うことを示唆した。

 4月の米韓首脳会談で米国の「核の傘」提供を軸とする拡大抑止強化をうたった「ワシントン宣言」が発表されたのと時を同じくして軍事的圧迫が一層露骨で危険な形になっていると主張した。

 また「脅威に対処し正当防衛の手段を整えることは主権国家の合法的権利だ」として核戦力の開発を続けると強調した。

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